新たな私の役割を見つけたような気がしました。

昨夜、帰宅したのは午前1時でしたね。
「できたて」くさやを選び出しながら
「あっ~」
と言う気づきがありました。

今回のムロアジ。脂ののりもよく大人に成長したので、「乾燥時間が遅くなるな~」と理解していましたが・・・

夕方、乾燥機の中を見てびっくり。
コンプレッサーが白くなりはじめ~

「そっか!」
外気温が下がったので、ガス不足に!
すぐにガスを追加すると、一気に乾燥が進みました。

微妙なんですね。
夏は、ガスの量が多すぎて稼働停止に。
冬は、ガスの量が少なく乾燥が・・・

この関係を感じながら乾燥機を操作しないと。
と言うのも、当店の乾燥機は地元業者さんの手作り。

長年、試行錯誤を繰り返した業者さんのほぼ完成形。当店の後に製造したのはたぶん一件のみ。

業者さんが圧量計を見ながら、「これくらいかな~」という感覚を20年余り見てきました。この「感覚」が大事なんですよね。

はじめはよくわからず、「すごいな~」とため息つくばかりでしたが、自分の代となり「北海道の頃は、なんでも自分でやっていたな~」とあらためて意識するようになりました。

もちろん、できる事とできない事ありますが、24時間一番近くで触れているのは私の訳で。

「数字」も大切ですが、「音」や「触感」等々。上手に説明できませんが、「この時間になったらこれくらい乾くはず。」そんな感覚がしみ込んでいるんです。

ですから、乾燥中のくさやに触れ、「(乾燥具合が)まだこれくらい?」という時は、何か支障を感じるんですね。

その原因を早く認識し対策を取ることが大事ですよね。

私たちにとって、くさやが出来上がるまで「くさやは生きている」です。より良い味に仕上げるため、いかにスムーズに仕上げていくか。

漁師さんが帰港し、迅速な入荷がスタート。適切な水氷を行い原料を仕込み、製造を。くさや菌の発酵力を高めつつ行う製造日の調整はとても難しいです。特にここ数年、ムロ船はわずか二隻。出漁数も限られ・・・

そんな中、一番良い味を作り出していくのが私たちのつとめとなります。

「後継者がいなくて・・・」
そんな声に
「これからはIターンの人たちが、くさやをやりたい!と言う環境を作ってあげないと。おさださんがその師匠にならないと。」
正直驚いてしまいました。

「子供が後を継ぐ時代ではないんですよ。」
時代は変わりつつあるのですね。

新たな私の役割を見つけたような気がしました。
今日の「できたて」。
大好評!
残りわずかですが、ぜひご賞味くださいね。
ご注文は、こちらです。(^O^)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

画像(JPEG)をコメントに添付できます。