今日の画像は午前5時06分。今朝の八丈富士と神湊漁港です。朝焼けが印象的な朝です。

八丈富士は残念ながら雲の中でした。

今日の予報は、くもり時々晴れ　所により雨で雷を伴う　南東の風のちやや強く　波3mうねりを伴う　最高気温30度です。今朝の飛行機、定期船共に条件付きです。

台風10号、上京前より予想進路がだいぶ変わりましたね。　
まさかここまでゆっくりになるとは！

思いいろいろありますが、
二度目の北海道マラソン！
ご紹介しますね。

北海道マラソン2024

8月25日(日)
寝不足の日々が続き、前夜は午後8時半にはうつらうつら。
午前0時過ぎには目が覚め、寝たり起きたり。

午前3時半過ぎにお風呂へお湯を張り始め、4時前に起床。
ゆっくりお風呂に入り一日が始動しました。

タイムスケジュールどおり
ストレッチ、食事をとりつつも、
いつもの大会よりのんびり。

7時になり着替えをはじめ、日焼け止めを。
スタート20分前の7時50分にホテルを出ました。

天候は晴れ。良い天気でしたね。
交差点に出るとパトカーの姿が。
「あっ、車いすがスタートした！」

すでに始まっていました。汗

そしてスタート会場に着きました。

テレビ塔の時間を見ると7時55分。
ホテルから歩いて5分の距離は嬉しいですね。(^O^)

妻と別れ、
グループCのブロックへ。
緑と青空が良いですね。

給水テントで
「あっ、水飲まなきゃ」
コップ三分の一ほど水をついでもらい
「ありがとうございます！」

すぐそばにあるスタート地点に移動しました。
他の大会と異なりまだ並んでいる方も少なく
道路脇に座ろうとすると

「こっちの方が座りやすいですよ」
と声をかけて下さったのが
キタキツネさんでした。(^O^)

札幌の方で、
「私、八丈島なんです」と自己紹介すると
「学生時代、国際ホテル？にバイトに行きました」
「えっ！！」
盛り上がっちゃいました。(^O^)

視線を上げると、
「あれ？Kさん！」
なんと応援に来てくれたKさんが目の前に。(苦笑)
おかげさまで力を抜いてスタートを待つことができましたね。

みなさん並びはじめ列が移動。
角を曲がると正面にテレビ塔が見える位置へ。
おかげで、今回はカウントダウンを見ることができました。

スタート時の気温23.1度、湿度83％、風速0.4m。
ちなみに昨年は気温29.2度、湿度78％。
今年の方が幾分楽だったのかな？

北海道マラソン2024　スタート！

号砲から1分30秒後、
スタート地点を駆け抜けました。
東京マラソン最後尾から走った経験があるので（この時は27分後スタート）
こんなに早くスタートできると申し訳ない気持ちで一杯でした。

スタートはいつも通り、
みんなに抜かれながらのんびり走り始めました。
130m程先の沿道にKさんの姿が！

カメラでパチリ。
すでに後方のDブロックに抜かれています。(笑)

数十メートル先のパルコ前には妻が応援。
今回は、周りを見られる余裕がありましたね。

今大会の目標は完走。
ゴールタイムを4時間15分に設定していたので焦りはありませんでした。

最初の1kmタイムは6分02秒。
「ピッタリじゃん！」(^O^)
自分のイメージと走りがあっていたので自信を持つことができました。

「今日は最後まで腕時計を見るのをやめよう」
全力で完走できるよう、意識を体調におくことにしました。

2km先で今年から始まった最初の給水に。
みなさん昨年の経験からか給水ポイントはすごかったです。
私も両手にとり、軽く口にし残りはすべて首元にかけました。
テーブルが長いので、後半にもう一度繰り返し～

体熱が逃げるのを感じつつ、周りを見ると
「みんな汗すごいな～」
スタートから駆け抜けるみなさんと異なり
私は相変わらずのマイペース。(苦笑)

結果時ですが
5kmのラップタイムは31分20秒でした。

スタート時からずっと抜かれっぱなし。
特に各ブロックの前側の方達が来ると
ドドドドド～
すごい勢いで抜かれます。
Dブロック、Eブロック・・・(苦笑)

一つ気になるのが、
額からの汗がおさまらない。
めがねを外し、額の汗を拭くのですが、
「めんどくさい」

汗の原因が、
暑いせいなのか、自身の体調悪いせいなのか
判断がつかず困りましたね。

エネルギー切れを防ぐため、
今年は早めに7km先で最初のゼリーを摂取しました。

長い創生トンネルに入ると、
昨年ほどの蒸し暑さはなくホッ。
そしてトンネルを抜けると

「いた！」
Kさんと妻の姿を発見。

このころはまだジョギングペースでしたので
疲れもなく余裕でしたが、思ったより脚が動きません。
(加速できませんでした)

汗の量も多く気になったので
早めの塩分補給をとりました。

5kmから10kmの5kmラップは
29分49秒　順位は5824位まで落ちていました。

ちなみにスタート時は4800位でしたので
1024人に抜かれたのですね。(爆笑)

周りにFブロックの方も増え始め
さすがに、焦りが。
「そろそろ行きたいな～」という欲求と
10kmの応援でテンションアップ。

12kmくらいから前が空き始め
「まだまだ」と言う気持ちをついに抑えきれず
脚が動き始めてしまいました。(>_<)
もしかしたら7kmのゼリー効果があったかも知れません。

10kmから15kmの5kmラップは
28分28秒(5574位)
1km　5分42秒ペースに。
ほぼサブ4ペースだったのですね。
今回の大会で一番気持ち良く走っていた頃でした。

まもなく快調ペースも終わり・・・
落ち込み始めると
18km付近で中村 匠吾選手を発見！
トップグループとすれ違いました。
「昨年はもっと先ですれ違った記憶が・・・」
と調べてみましたら、
昨年は17kmで先頭のワンブィ選手とすれ違ってました。

「頑張れ！」
ランナーから声援が送られ～
やはりトップの選手を見ると力もらえますね。

ちなみ私はと言うと～
「早く向こう(帰り側)の道路走りたいな」
と考えていました。(笑)

そうそう、
すれ違うと言えば新川通で
三津家さんとすれ違いました～
声援に応えながら歩いてたような。(苦笑)

北海道マラソン恒例！
「新川通」に入ります。
直線7km。往復14km。

「自宅からアロエ園の練習距離。大丈夫！」
昨年の反省から、Uターン地点までの距離を確認。
心が折れないようにしました。

15kmから20kmの5kmラップは
27分26秒(4997位）
少々脚にきはじめ、「膝がだるいな」
と感じ始めていました。

「ピカチュウ頑張れ！」
の声援に、
「ピカピカ！」
と答える姿に振り向くとピカチュウが。(笑)

「暑くないですか？」
「日陰になります」(爆笑)
笑っちゃいました。

ハーフ通過タイムは
2時間03分16秒。
実は自分のタイムを把握していなく
ハーフの表示板時計は、10時34分46秒。

「(8時半スタートだから)2時間5分くらいか～」
「サブ4は無理だけど、
昨年が2時間2分くらいだから思ったより良いじゃん！」
そんな感じでした。

北海道マラソン　ハーフ通過！

「さ、ここからハーフ！」
気分一新。再スタートです。
22km地点では、脚痙り防止ゼリーを摂取。

徐々に脚へのダメージを感じ始めていました。
23kmを過ぎ、抜くのも疲れはじめた頃・・・

妻の動画音声を聞くと
「あっ、あれだ！」
「白鳥の後ろじゃないですか？」
「こちら側を見ていない」

で、
声をかけていた頂いた直前がこちら。
疲れて下向いてますね。(笑)
心身共に追い込まれた状態でした。

「たかひろさ～ん」
「おさだ～」
の声で
ようやく気づくことができました！(^O^)
昨年は気づかなかった反対車線の応援。
今年は気づけて良かった！

「急に速くなった！」
たしかに！

テンションアップ。
視線もアップ！
落ちていたペースが上がり、次々に抜くことができました。

そしてあの前田森林公園。
沼田町の雪玉です。
昨年は気づかず、出口で雪玉発見しましたが。
今年は入り口から入りゲット。

ただ、「冷たすぎ～」
両手、首、脇、あちこちを冷やし
帽子に入れるも
「大きすぎて無理だ～」(>_<)
雪玉を廃棄し、走りに集中。

25km地点。
タイム表示を見ると
10時56分32秒

「えっ！もう11時。12時30分まで1時間半じゃん！」

昨年のゴール時間が12時31分。
「あと1時間半走れば終わる」
そう思うと
力がみなぎってきました！！(^O^)

20kmから25kmの5kmラップは
27分59秒(4313位）
順位がスタート時4800位より前に来ましたね。(苦笑)

Uターン場所まであと1km。
脚にはきていますが、精神的に余裕を持って新川通をUターンできました。

ただ・・・
昨年もらえたkanekaスタッフの氷は終わっていました。(残念)

回りが更に遅くなり、目標を見つけて走ることに。
白きつねカップルの姿をみつけ
「あそこまで頑張ろう！」

ゼッケン番号を確認すると
「AとB、速い方だ！」
ようやく追いつき
「お二人目立ちます！」
「目標にさせて頂きました！」(^O^)

「ありがとうございます！」
「で、抜かれて行く～」(笑)

そして、交差点には「1-10」の表示が。
確かこの辺り・・・
「いた！」

Kさんと妻発見！
「疲れてきた！」(>_<)
写真を見ると太ももの筋肉すごい事になってますね。

昨年はと言うと・・・
雨に降られ雷は鳴り、びしょびしょでした。(>_<)

この時も疲れ果てた所に声をかけて頂き
飛び跳ねて喜んだ記憶が。(笑)
あれから一年経ったのですね。

両太もも裏が張り始め
「すみません！太もも裏にかけてもらえますか？」
沿道の方にコールドスプレーをお願いすると

「あれ」
立ち止まったものの体勢が保てない。(>_<)
よろめく自分に「脚にきてるな！」

実はこのあとも、沿道の方にスプレーを借り
両ふくらはぎ、太もも裏にコールドスプレーをかけました。

25kmから30kmの5kmラップは
27分29秒(3895位）
約5分36秒/kmペースに。

この頃はひたすら前方の方を抜いていました。
速くと言うよりも、足が痙らないように、前へ前へ。
という感じでした。

30kmを通過し
「あと12km。東京マラソンの時はあと1時間！と思ったときだな」
そう思い出すと、体力とは別に精神的に楽になりました。

更に32kmを過ぎると
「やった！あと10km」
これまで1km1kmを積み重ねてきましたが
「やっと残り何kmって考えられる」

ペースも幾分上がりましたね。
ここからは脚の痙りとの闘いです。

東京マラソン2022、北海道マラソン2023、
そしてびわ湖マラソン2024。
脚の痙りを経験してきたので、
「ここまでは」と言う感覚みたいな物が体に染みついています。

右ふくらはぎ、左太もも、右太もも
次々に痙る感覚。
そのたびにペ－スを調整し対応。

コールドスプレーのおかげもあってか
ピクン！
と言う最悪の状態を直前で回避しながら
ごまかしながら・・・

30kmから35kmの5kmラップは
27分34秒(3380位）
ペースを上げた15km以降、27分台をキープできました。

ちなみに本人は腕時計を確認していないので
ただただ自分のペースで走っているだけです。

最大心拍数を確認すると
最初の1kmは139。
2～15kmまで140台。
16～24kmが150台。
25～33kmから160台。
34、35kmで171、172と上昇。

32kmからペースが上がり
その影響で、
34，35kmに反動が出たようでした。

北海道マラソン　残り7km！

「(7kmは)長友坂往復すれば終わる練習距離」
自分に言い聞かせます。

正直なところ、
びわ湖マラソンの時のように飛ばしているわけでは無いので
周りの景色を見る余裕はありました。

沿道の方を見て
「今はコーラもらうの無理だな～」
とか。(苦笑)

最大心拍数は、
36、37kmは、168,169に落ち着き
（足が痙りそうになり、立ち止まってコールドスプレーをかけたせいかも）
38～40kmは、170,170,173
に。

そうそう
38kmの給水ポイントで
「すみません。ここ(左ふくらはぎ)に水をかけてもらえませんか？」
「はい！」
「ありがとう！」

左足で踏み込んだ瞬間
ピクン！
「あっ」
「大丈夫ですか？」

気持ち良かったのは一瞬で、
左足を引きずることに。(>_<)

「これはダメだ」
さすがに一度足を止め屈伸。
数回繰り返し、
「よし！」
あとはゴールを目指すだけです。

足はほぼ限界でしたね。
歩く方を横目にひたすら前へ。

ペースを上げられないので
「一歩進めば早く終わる」
その想いで必死でした。

35kmから40kmの5kmラップは
28分42秒(3092位）
28分台に落ちてしまいました。(>_<)

北海道大学植物園の緑を楽しみながら
「東京オリンピックコースだ！」
「昨年はこんな余裕なかったな～」

そんな時、ほぼ同じペースで抜く女性に気がつきます。
ナンバーは「Hブロック」

うわ～
これは速い！
15分遅れの第2ウェーブからスタートし、
ここで抜かれるのですからサブ4確実。

一度は抜きましたが
再び抜かれ・・・
それでも視界から消えないようについて行きます。

残り1km。
札幌駅の線路を越え、
北海道道庁赤れんが。

ゴールタイムは全く予想できず
ただただ前へ前へ進みます。

アカプラを前に
昨年は「ここまで来た」と喜びましたが
今年は「まだその先に直線がある」(>_<)
必死でした。(苦笑)

アカプラを右折。
大通りに向かうラスト400m。

「あっ」(^O^)
Kさんと妻が最後の応援！

思わず笑みこぼれました！
が、腰は落ちこみ・・・(爆笑)
視線先の青緑の女性、わかります？
抜けませんでした～(>_<)

最大心拍数は
41km　181
42km　177
42.195km　181

私の過去最大心拍数は182。
ほぼ限界でした！

ゴール上にある時計がようやく視界に。
4時間00分ならサブ4だけど・・・
「あっ～」
4時間01分が見え
「無理だった～」(>_<)

それでも両手を挙げ
「終わった！」(^O^)
走り終えホッとしました。

この練習量で、この体調で、この暑さで、
ほぼ4時間。
大満足でした！

メダル等を頂き、氷そして最後は恒例のアイスを頂き～
道路を渡り、日陰で食べていると

「あっ～」
「おつかれ～」(^O^)

スタート前から応援してくれたKさん、妻と合流。
アイスを食べ終わる前に見つかっちゃいました。(笑)

「速かったじゃないですか～」
「応援のおかげ！本当に助かりました！！」

応援がなければ、この体力で4時間は無理でしたね。
本当にありがとうございました。(^O^)

一度ホテルに戻り
応援ナビでゴールタイムを確認すると

「えっ！4時間00分21秒だって！！」(>_<)

なんと、あと22秒。(5分41.77秒/km)
1kmあたり0.5秒速ければ「サブ4」達成できました。(5分41.27秒/km)

笑っちゃいましたね。(爆笑)

トータル　4時間00分21秒（順位は2996位）(昨年3時間58分35秒)
前半ハーフ　2時間03分16秒。(昨年2時間01分52秒）
後半ハーフ　1時間57分05秒。(昨年1時間56分43秒）
6分11秒のネガティブスプリットでした。
よく頑張りましたね。

北海道マラソン　完走後は

午後4時40分頃
「そろそろいこうか～」
待ち合わせの居酒屋さんに。

5分ほどで着くと
すでにKさん、お店前で立ってました。
本当に偉いな～(^O^)

しばらくして30年ぶり(たぶんそれ以上)のTちゃんが。
「ひさしぶり～」
更に途中で旦那さんのYちゃんも合流。

とっても楽しい時間を過ごすことができました。

Kさん！
Tちゃん、Yちゃん！
本当にありがとうございました！(^O^)

走っている画像はKさんから頂きました。
今年もありがとうございました！