「くさや汁」研究がトピックス賞受賞しました!

東京農業大学・発酵食品化学研究室さんが2023年度 日本農芸化学会大会にて「くさや汁」の学会発表し~なんと約1900演台の中からトピックス賞に選ばれました!
おめでとうございます!(^O^)

※トピックス賞とは、年次大会の一般講演登録演題(例年約2,500題)より約30題を大会実行委員会と広報委員会が選定し、口頭発表後に顕彰します。トピックス賞は2010年度東京大会から設置されました。

公益社団法人 日本農芸化学会

すごいですね。
ひとえに研究を継続して頂いた鈴木敏弘先生、喜多くんはじめ研究室みなさんの熱意のおかげです。本当におめでとうございます!いや~本当にすごい!
(ちなみに・・・私の名前を二番目に書いて頂き申し訳なく。ありがとうございました。)

東京農業大学の学生さんが当店にいらしたのは2019年6月1日。
あれから4年の月日が経ったのですね。

当時の日記には、

こんなに元気よく挨拶して入ってくる子たちも珍しいですね。
学校の気質なのか、研究室の気質なのか、とにかくとてハキハキして楽しい学生さん達でした。
何より研究テーマが、とても面白く!!
菌培養の写真を見せて頂くと、「うわっ~」
色とりどりに、まさに菌それぞれ。

と書かれていました。(苦笑)
この時から、何か通じるものがあったのでしょうね。(当時の日記はこちら)
実はこの時のメンバーが、当店くさや汁の研究を進め今回の発表至っています。
もちろん、今回研究発表してくれた喜多くんはこの時のメンバー!(^O^)

研究内容については、この夏、鈴木先生来島時に教えて頂くことになっており~
それはそれで楽しみです。(^O^)

ちなみに今回の発表は、
「伝統水産発酵食品「くさや」製造に重要な「くさや汁」中の微生物と成分生成との相関」
当店と新島のくさや汁を、製造状態ごとに調べました。
今回の学会発表では

製造島間で「くさや汁」中の微生物が全く異なる 
特定微生物と特定香気成分との関連性が明らかに
どの発酵段階でも微生物叢は安定化している

「伝統水産発酵食品「くさや」製造に重要な「くさや汁」中の微生物と成分生成との相関」

事が示されています。
おもしろいですね。

明治の初期に新島から伝わったとされる「くさや汁」ですが、150年の間にどんな変化があったのでしょうね。とっても興味深いです。

さて、
今日の画像は、午前4時35分。今朝の八丈富士と神湊漁港です。
少し波立ってきましたね。

神湊漁港

八丈富士は、雲がかかっていました。

今日の予報は、くもり時々晴れ 南西の風やや強く 波1.5mのち2m 最高気温23度です。
今朝の飛行機は「強風」の条件付き、定期船は順調です。今日は明日は南の風が強まりそうですね。飛行機大丈夫かな・・・

そんな朝、5時過ぎに
「もうやってるんですね~」
とS校長先生とお客様が。
話が弾み、「くさや汁」を見て頂くことに。
ジュワジュワと発酵する姿を見て
「ほんとだ~」
飛魚の塩干しを購入して頂いたのですが
「くさやも買う!」
と追加購入して頂きました。(^O^)

くさや汁を見ると変わりますよね。(苦笑)

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